差し押さえ

家財道具の差し押さえ体験談

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貧困女子のみなさん、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか? 貧困女子とひと言で言っても、色々な状況があるかと思います。プア充を楽しんでおられる方。借金持ちで返済に追われている方。今回は借金持ちの方のための記事になってしまいますが「家財道具の差し押さえ」について、筆者の体験を書かせて戴きす。

かれこれ25年ほど前の話なので、現在の差し押さえとは様式が変わっていますが雰囲気だけでも伝わるかと思います。

家財道具の差し押さえ体験

実家の商売が失敗しました

筆者の父は自営業をしていました。で、失敗しちゃったんです。借金が出来てどうにもならなくなってしまったのです。自営業でしたから当然ながら家から何から全て借金の担保に入っていました。当時、筆者は小学校5、6年生だったと思います。「家財道具の差し押さえが来るかも知れない」と父から話を聞いた時は、子ども心に「これは大変な事になってしまった……」と目の前が真っ暗なってしまったのを今でもハッキリ覚えています。オロオロする母や私を尻目に意外にも父は平然としていました。「心配するな。今までどおり何も変わらないし競売されたものは買い戻せばいいんだから」と。まぁ、それはある意味正しかったのですが「そう言う問題かよ?」って話ですよね。

冗談抜きである日突然やって来る

差し押さえ当日、父は仕事で家にいませんでした。差し押さえは平日の昼間に行われたので、本来なら私も学校へ行っているはずだったのですが、不幸なことにその日に限って母と私が高熱でダウン(今しにて思えばインフルエンザだったかと)していたのです。母も私も布団の中でぐったり。当然布団は敷っぱなし。母がダウンしていたので台所なども散らかった状態だったのですが、執行官はズカズカと入ってきました。子どもながらに恥ずかしくてたまらなかったのは言うまでもありません。「お嬢ちゃん、こんな時に悪いね。すぐ終わるからね」と言われたのを覚えています。

作業は一瞬で終わります

差し押さえの作業自体は一瞬でした。本棚やテレビの裏側に手のひらサイズの紙がペタペタ貼られ、競売日の通知を受けて終了。現在は家財道具に直接紙を貼ったりせず、部屋に差し押さえ品のリストを貼るそうですが、当時はまだ道具に直接紙を貼りつける方式でした。「この紙は勝手に外してはいけないよ」「競売日まで今まで通り使ってください」というような事を言われたように記憶しています。

家財道具は買い戻す事が出来ます

そして競売日当日。これまた私も立ち会うことになりました。競売は午後だったので、学校から帰ってきていたのです。前回来た執行官と、胡散臭いおじさん(古道具屋)がやって来ました。競売には父も立ち会って、古道具屋にお金を払って終了。以外にもアッっと言う間に終わった印象があります。

ずっと紙が貼られたまま……

とりあえず差し押さえと競売を乗り切った我が家ですが、結果的にはその後家を売り払う事になります。競売にかけられた家財道具はその後も使い続けて、当時使っていた本棚は10年前、私が結婚する時にも持って行ったのですが、本棚の裏側には差し押さえの時に貼られた紙が貼ったままの状態で、微妙な気持ちになったものです。

そして現在

現在、父は亡くなってすでにいません。独り身になった母は贅沢は出来ないまでも慎ましく生活していて、私は自分の家庭を持って幸せに暮らしています。家財道具を差し押さえられたのも今となっては思い出の1つに過ぎません。これを読んでくださっている方の中にはリアルタイムで借金と向き合っている方もおられるかと思うのですが、現在の状況が「思い出の1つ」となるように祈らずにはいられません。

まとめ

結局のところ筆者が伝えたかったのは「差し押さえが来たってどうとでもなりますよ」って事です。もちろん、差し押さえなんて来ないに越したことはありません。差し押さえが来るまでに借金をどうにかしとけ……って話です。

ですが、本当に差し押さえが来てしまった場合でも、家財道具を買い戻す事が出来るので絶望せずに立ち向かって戴きたいと思います。

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